児童養護施設・若者支援


■乳児院、児童養護施設

日本の約45,000人の子どもたちが家庭内暴力、親の精神障がい、経済的困難などの理由により家族と一緒に住むことができません。ハンズオン東京はこのような社会的養護が必要な子どもたちの受け入れ先である乳児院、児童養護施設を支援し、子どもたちが未来に向かって具体的な夢を持ち、夢の選択肢を拡げるためにさまざまなプログラムを行っています。ガーデニング、菜園作り、クラフトなどの活動を通じた子どもたちとの交流、英語教室、自立支援活動など、各パートナー団体のニーズにあった活動をしています。

【社会的養護内訳】
児童養護施設 59%
その他の福祉施設 26%
里親・ファミリーホーム 15%

【児童養護施設入所児童の主な養護問題発生理由】
虐待(放任・怠だ、虐待・酷使、棄児、養育拒否) 45.2%、
親の健康問題 18.6%
親の就労・経済的理由 9.2%
親の死亡・行方不明・離婚・不和 8.2%
親の法的問題 4.8%
*出典:厚生労働省子ども家庭局「児童養護施設入所児童等調査の概要」令和2年1月

 

■若者たちへの支援

長期にわたる新型コロナウイルスの影響で、18歳で児童養護施設を卒園し、自立しなければならない若者たちの生活が困窮しています。児童養護施設では、これまで以上に積極的に卒園生とつながり、状況をヒアリングをし、定期的に物資を提供するなど、彼ら、彼女らの支援に力を注いでいます。このようなコミュニティのニーズを受け、ハンズオン東京では、皆さんからご寄付いただいた食料品や生活用品のケアパッケージ(支援物資)を、施設に届けるプロジェクトを進めています。

8,000円のご寄付で、1人分のケアパッケージを送ることができます。パートナーの施設を通じて、毎月、または隔月で、食料や、日用必需品が入ったパッケージをお送りします。 

 

■生活困窮世帯の子ども支援

政府の調査によると、日本の7人のうち1人の子どもが、現在、貧困の中に暮らしています。一人親の家庭の数が増えているのが、一つの原因で、日本では低所得の家庭の数が急激に増えています。ハンズオン東京では、家族と一緒に食事をとれない子どもたちが温かなご飯が食べられる大切な居場所である子ども食堂や、生活困窮子育て家庭への食材・食糧・生活必需品等を届ける活動をしている団体と協働でプロジェクトを行っています。

 


■活動を財政的に支援していただける場合は、下記のリンクボタンよりご寄付をお申し込みいただけます。